これからの企業やクリエーターの存在意義は、生産性、収益性だけでは語れない!
すでにビジネスやクリエーションを通した社会的貢献度、そのインパクトがどれだけあるのかが問われる時代です。
オーガニックコットンを内外に広め、今は廃棄物から資源を生産することに取り組む渡邊智惠子さんをお招きし、その姿勢と熱意を、また実践の中から繋がった数々の話題を含めてお話しいただきます。
一般社団法人日本ホビー協会 会員対象セミナー
◇日 時:2024 年1 月16 日(火)16:00~17:30
◇会 場:アルカディア市ヶ谷6 階(霧島)
◇テーマ:「22 世紀に残すもの」廃棄されるものから資源へ
◇講 師:渡邊智惠子(一般社団法人サーキュラーコットンファクトリー代表理事)
◇参加費:会員無料(2名様を上限にお申込み下さい。)
◆お申込み:2024年1月12日(金)までに以下よりお申し込みください。
https://questant.jp/q/2024SG
◆渡邊智惠子氏プロフィール
1985 株式会社アバンティ設立、代表取締役社長就任
2005 国際オーガニック繊維品会議でオーガニックコットン繊維賞を受賞。
2008 オーガニックコットンを世界に広めた功績により、株式会社アバンティが「毎日ファッション大賞」受賞。
2009 経済産業省「日本を代表するソーシャルビジネス55選」に選ばれる
「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2010」に渡邊智惠子がリーダー部門を受賞、総合7位を受賞
2010 NHKの人気番組「プロフェッショナル仕事の流儀」出演。
2016 一般財団法人森から海へ設立、代表理事就任
2017 一般財団法人22世紀に残すもの設立、評議員就任
2021 一般社団法人サーキュラーコットンファクトリー設立、代表理事就任。株式会社アバンティ相談役に就任。
繊維ゴミは環境を破壊している
環境汚染第2位と言われるファッション業界から毎年9200万トンの繊維が廃棄されていて、2030年にはさらに5700万トン増えると予測されています。これは一人当たりに換算すると一年で175キロもの繊維ごみを出すことに等しいといいます。日本における衣類の3R(リユース、リサイクル、リペア)率は約26%、残り7割以上は焼却処分か埋め立て処分。
CCF(一般社団法人サーキュラーコットンファクトリー)のメッセージは・・・
「使うからには最後まで責任を取る。」
そして誕生したのが、「廃棄衣料を原材料としたサーキュラーコットンペーパー」
講演内容
サーキュラーコットンファクトリーの取り組み
渡辺智惠子さんの率いるCCFがどのように廃棄衣料を原材料としてサーキュラーコットンペーパーを生産しているのか、そのプロセスと成功事例を紹介。
持続可能なパートナーシップの構築
持続可能な産業を築くために、ビジネスやクリエーターがどのように協力体制を築くべきか。サプライチェーンや他の産業分野との協力についても言及。
社会的貢献と事業収益の関係
廃棄物からの資源生産に取り組む企業やクリエーターが、社会的貢献と事業収益をどのように調和させているか。持続可能な事業モデルの構築とビジネスの成功事例。
持続可能な宣伝戦略
サーキュラーコットンファクトリーや他の持続可能なプロジェクトが、その活動を知らしめ、支持を集めるためにどのような宣伝戦略を採用しているか。ソーシャルメディア、コミュニケーション戦略の例。
商品価値とコスト
持続可能な製品のコストが高いという課題について、どのように顧客に対してその価値を説明し、価格を納得させるストーリーを構築するか。
SDGsと事業の結びつき
世界的な持続可能な開発目標(SDGs)と事業の相互関係について説明し、事業がどのように環境、社会、経済の持続可能性に貢献できるかを示す。
もったいない文化とハンドメイドの価値
日本の「もったいない」文化とハンドメイドの重要性に焦点を当て、リサイクル、リペア、再利用などの文化的要素とハンドメイド製品の価値について語ります。日本の伝統や価値観が環境に配慮した事業が、どのように調和しているかを具体的な事例を交えて示します。